ライブのために走り始めて7ヶ月経った

今年6月にランニングを始めて124日走ったらしい。毎回Stravaで記録を付けており、走った日と距離は全部で下図のようになる。 一年の終わりということもあり、簡単に振り返ってみる。

【0日目 6/1】鈴木このみ 10th Anniversary LIVE TOUR ~ULTRA HYPER FLASH~ 大阪公演

ランニングを始めるきっかけになった公演。

セットリストも新曲の演出も良くライブ自体は大満足だったのだが、途中で自分が全然跳べていないことに気付いた*1。 もちろん跳ぶだけがライブではないのだが、楽しみ方の選択肢が減ってしまうのはあまりに勿体ない。 目の前のライブを最大限楽しむためには体力を付ける必要を感じた。

今まで「外を走るのは恥ずかしい」だとか考えていたが、そんな悠長なことを言っている場合ではなくなった。

【1日目 6/2】ランニング開始

仕事が終わってからランニングシューズを買いに行った。 経験者からは「靴だけは1万円以上するちゃんとしたものを買った方が良い」とアドバイスを貰っていたためその辺りの価格帯でいくつか試し履きした。 店員さんにも見てもらい、「こちらの靴だとバランスが取りやすいんですよ」と履いた状態で体を揺さぶられて「ね?体が安定してるでしょ?」と靴の性能を体験させて貰えたが、この人の力の匙加減一つじゃないのか……とあまりしっくり来なかった。 結局履いた違和感が無くて値引き幅の大きい物を買った。定価17,600円のところを13,000円*2

勧められたStravaを使って距離と時間を計測。なかなか距離の数字が増えなくて「1kmって思ったより長いんだな…」と体力の無さを実感していたが、初期設定がヤードポンド法になっているためだった。 慣れないことをしたため次の日まで足が痛かった。

【7日目 6/12】熊田茜音 1st LIVE『世界が晴れたら』

科学技術館サイエンスホールでの公演。「あまりどういう人か知らないけど曲が好みなので行くか迷ってる」とTwitterに書いたところ、知り合いを経由して非常に良い席のチケットを貰えた。

色々な偶然が重なって(?)自分の周りが熟練者ばかりだった。周りに付いていくために必死になっていたが、何とか喰らい付けたのはランニングの成果と感じていた。 と言っても、この時は一日3kmくらいしか走っていなかったので後から考えると大して変わらんだろうとは思うが。 パフォーマンスもとても良かったので今後も応援して行きたい。

【9日目 6/15】初めて5km走る

これまでは一日2-3km程度しか走っていなかったが、どうも距離を伸ばしたほうが良いらしいと気付いて5km走った。たぶん人生最長距離。

本当に疲れた。走り終わった後2日は体が使い物にならなかった。

ゆっくりでも30分走った方が良いんじゃないか、とその後しばらくは7分/kmくらいのゆっくりのペースから始めて30分走り続けることを意識した。

【26日目 7/16 - 8/21 46日目】NANA MIZUKI LIVE HOME 2022

水樹奈々の47都道府県制覇記念公演を含む2公演×5箇所でのライブツアー。兵庫茨城埼玉愛知の8公演に参加。兵庫2日目では初のアリーナ最前を引いたり、都道府県制覇公演の茨城1日目・千秋楽の愛知2日目でもスタンド最前を引いたりと座席運に恵まれたツアーだった。座席が良いと没頭感が違う。

アルバム発売直後のため正直そこまで期待はしていなかったが*3、3年ぶりのツアーということもあり非常に楽しかった。 自分は2012年からコロナ禍を除いて毎年行っているが、これまで水樹奈々のライブでは連番したことのない人と一緒に行く公演も多かった。思い思いに楽しんでいる様子が伝わってきて、ライブの楽しみ方はもっと自由であるべきだ、というようなことを感じたツアーでもあった。

ただ一つだけ悲しいことがあった。

動揺のあまり「ちょっと」を2回打っていることに今気付いた。

【64日目 9/20】初めて10km走る

始めたのが6月だったため暑い中しか走ったことがなかった。9月下旬に差し掛かり暑さが和らぎ、かなり走りやすくなった。

おかげで10kmを完走できた。少し前までは考えられなかったし体力が付いたのを実感…とはならず、気候の方が大きい気はする。

【65日目 9/25】BanG Dream! 10th☆LIVE DAY4 : RAISE A SUILEN「SOUL ROAR」

バンドリというコンテンツの大きさを実感させられた有明アリーナでの4Daysライブ。4日目のRAISE A SUILENのみ参戦。コロナ禍で制限されている中でも客が最大限盛り上がっていて良い。

このライブを境にランニングが楽になり、記録も伸びたのを感じた。 これは5km・10kmのペース(分/km)を示したグラフだが、赤線の右側で明らかに速くなっている。データからもBanG Dream!の効果が分かるかと思う*4

【70日目 10/1】 鈴木このみ 10th Anniversary Live ~LOVELY HOUR~

自分がランニングを始めたのは6/1の鈴木このみのライブで跳べなかったことがきっかけだった。本気で危機感を抱いてから4ヶ月、リベンジのような意味合いもある公演。

セットリストが良いのはもちろんのこと、日比谷野音という会場が本当に良かった。10月初めのライブを楽しむには丁度良く涼しい気候、野外の爽快感、程良いコンパクト感。楽しさが保証されている。

これも色々な偶然が重なった結果、熟練の連番者と本来の倍以上のスペースを使って楽しめた。4ヶ月前とは違い満足いくまで跳ぶことができた。

【91日目 11/9】5km25分を切る

ランニングを始めてから「キロ5分」といった言葉を聞くようになったけれども、そんなペースで何十分も走れる気が全くしない。キロ6分で十分苦しい。

…と思っていたのだが、5ヵ月ほど走っているとキロ5分ペースで5km走れるようになった。

レーニングの種類とか何も考えずに走っていてもある程度は記録が出るらしい。

【100日目 11/24】 初めて15km走る

100日続いたことを記念して長距離走ることにした。

次の日のことを一切考えなければもう少し走れた気もするが、体を壊しては本末転倒なので15kmで中断。 最初はこのペースで5kmも走れなかったはずだが、流石に100日も続けていると距離も伸びるものらしい。

【102日目 11/27】遠征先で皇居ランに挑戦

11/26-27の土日で「坂本真綾 LIVE 2022“un_mute”」に参加。これまで挙げた公演とは違って、基本は着席してじっくり聞き入る2日間*5

日曜日の開演までは暇があった。会場は有楽町の東京国際フォーラム。疲れるようなライブでもないし皇居ランすれば時間も潰せて丁度良いのでは?とランニングステーションを使って初挑戦した。

初めてだったので知らなかったが、一般公開のため信号のある一本東の道を走らされていたらしい。走りにくいとか言ってすみませんでした。

【109日目 12/9 - 12/11】 京 Premium Live 2022

年末の京都で3日間行われるイベント。演者の魅力を最大限引き出してくれるため、自分含め周囲での信頼が最も厚いフェス系イベントである。 ここ2年はコロナもあり昼・夜公演に分割されていたが、今年はぶっ続けで5時間休憩なし。

本当に疲れた。走ってなかったら間違いなく最後まで楽しみ切れなかった。 6月の鈴木このみで連番した人とこのイベントでも3日間連番したのだが、「確かにFeruさん鈴木このみの時Absolute Soulで跳べてなかった、今日は最後まで跳べてた」と言ってもらえて嬉しかった。

京都に人が集まり、パーティーパフェ・焼肉・寿司・ラーメンと贅の限りを尽くした。それなのに帰って体重を測ったら初日家を出る前より減っていた。一体どれだけ消費したんだか。

【119日目 12/25-】ランニングソックスを買って記録更新中

知り合いに靴下を勧められた。そういえば盲点だった。

順調に少しずつ記録を更新できている気がする。

まとめ

ランニングのペースを折れ線グラフにした。(色は距離) 雑にグラフにしても綺麗に下がってて面白かった。 記録を狙いに行く日と無理せず軽く走る日を交互に繰り返しているので短期的に見ると激しく上下しているが、全体を見ると徐々に下がっていることがわかる。

2023年も続けていきたいです。

*1:https://twitter.com/Feru54604/status/1534529429862371328

*2:読み方もわからない状態でDESCENTEの靴を買った。靴のメーカーではないらしく、詳しい知り合いに見せたら驚かれた。https://twitter.com/Feru54604/status/1559567522781089792

*3:アルバムの曲が駄目と言いたいわけではなく、セットリストの半分近くが予想の範疇に収まってしまうので期待感は薄れてしまう。実際アルバムの新曲も演出含めて楽しかったが。ちなみに円盤ではスタンド最前にいる自分の姿を確認できます。

*4:後から考えると、どう考えても気候の影響だと思う。

*5:ライブでは「様々な日々の積み重ねが未来へと繋がる」といったテーマ性を感じたり、最後の曲が「千里の道」であったり、今のこの行動と結び付けて考えるのは思い上がりだとは思いますが、メッセージの伝わってくる素晴らしい公演でした。